健康保険・厚生年金
静岡県三島市寿町9-44
株式会社が契約社員1名を 健康保険・厚生年金・雇用保険 に加入させるために、 誰が・いつ・どこに・何を出すのか。年金事務所・ハローワーク・市町村の3経路を時系列に整理しました。 会社は 静岡県三島市、従業員は 神奈川県在住 という クロス県の構図を前提にしています。
2024年12月2日以降、健康保険証の新規発行は終了。新規加入者には 資格情報のお知らせ が自動送付され、受診は マイナ保険証。本人が未登録の場合のみ 資格確認書 が発行されます(資格取得届のチェック欄で要否を申告)。
社会保険(健保・厚年・雇用保険)は 会社所在地の静岡県側、住民税の特別徴収は 従業員居住地の神奈川県側。二方向に分かれて手続きが走ります。神奈川↔三島は新幹線通勤になりやすく、通勤手当が標準報酬月額を押し上げる点に注意。
株式会社は健康保険・厚生年金の 強制適用事業所 です。通常はすでに加入済みのはずですが、未加入なら先に「新規適用届」が必要になります。雇用保険についても同様に「適用事業所設置届」が済んでいるか確認します。あわせて契約社員の労働条件が加入要件(健保・厚年:正社員の3/4以上の所定労働時間 等/雇用保険:週20時間以上+31日以上の雇用見込み)を満たしているかをチェックします。
すでに内容合意済みとのことなので、入社日を入れて双方押印・各1部保管すれば完了です。あわせて 法定3帳簿(労働者名簿・賃金台帳・出勤簿)の整備を行います。
後続のすべての届出で本人情報が必要になるため、入社日までに揃えておきます。とくに マイナンバー は健保・厚年・雇用保険・住民税のすべてで必須です。
三島年金事務所(静岡県三島市寿町9-44)または日本年金機構の事務センターに提出します。電子申請(e-Gov/GビズID)を使うとマイナンバー連携で基礎年金番号も自動紐付けされ、最速2〜5営業日でマイナ保険証が使える状態になります。届書の 「資格確認書発行要否」 欄で、本人がマイナ保険証未登録なら「発行が必要」にチェックします。
扶養家族がいる場合は 健康保険 被扶養者(異動)届 を同時提出(続柄・収入確認書類を添付)。
ハローワーク三島(静岡県三島市文教町1-3-112 三島労働総合庁舎1階)に提出します。原則 添付書類は不要(2010年4月以降)。マイナンバーの記入が必須です。6か月以上遅延した場合のみ、遅延理由書・賃金台帳・出勤簿が追加で必要になります。
協会けんぽ/日本年金機構/ハローワークから、それぞれ会社宛に書類が届きます。本人交付分と会社控えを分けて処理します。
ここが 神奈川県在住 が効いてくる唯一のルート。住民税は 従業員が1月1日時点で住んでいる市町村 が課税元になります。
中途で特別徴収を始めたい場合は、本人居住地の市町村(横浜市/川崎市/相模原市/藤沢市 等)に 「特別徴収への切替依頼書」 を提出します。希望がなければ、翌年6月から自動的に特別徴収に切り替わります。
翌年1月31日までに 給与支払報告書(個人別明細書+総括表)を本人居住地の神奈川県内市町村へ提出。これが特別徴収のスタートライン(6月〜)になります。
給与から健保・厚年・雇用保険料を控除、翌月末までに納付(口座振替が一般的)
4-6月給与から標準報酬月額を見直し
労災・雇用保険料の精算と概算納付
所得税の年間精算
市町村へ/税務署へ
健保・厚年・雇用保険のすべての届出は電子申請に対応しており、郵送往復の数日を消せます。小規模で1名のみの対応であれば、初回だけ GビズIDプライム を取得して以降は電子で回すのが現実的に最も速い経路です。三島と神奈川の往復もゼロになります。